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January 27, 2020

去る2020年1月19日〜26日の1週間に渡って、飲み友達の阿部昇とともに新宿三丁目のブルースバー、King Biscuitにて小さな写真展をさせていただいた。

古びた雑居ビルを2階に上がり、中の様子が伺い知れない重厚な扉を開けると創業30年の暗闇酒場が迎えてくれる。

自分はこの場所に10年ほど前に出会い、7年ほど前から不定期でカウンターに立たせてもらっている。

その縁もあり、写真展の相方が飲み友達だというのもあり、大した議論もなく会場は決まった。

この記事を書いているのは展示会終了翌日。

期間中は「まあこれぐらい来てくれるだろう」という我々...

October 20, 2018

昔歩いた道

白昼

白い植木鉢が4つ

白い蝶が2匹と顔だけの白い猫が2匹

猫のヒゲはそれぞれが独立せず、間に水掻きのように毛皮があるため扇のようになっている

左はふかふか、右はそうでもない

鉢にそれらを蜜でくっつける、なかなかうまくいかない

うまくいけば何かいいことがある、何か

だけれど始終どうしようもない寂しさ

October 17, 2017

俺が4歳の時、母親の陣痛が始まったので病院に付いて行った。

口に入れたばかりの大きな飴玉(忘れもしない、ミルクの国)を小さな喉に詰まらせ、

苦しみ抜いた末に気を失っているうちにこの世に生まれ落ちたのがうちの弟である。

それから30年が過ぎたこの暑い夏の日に、

俺が遥か9,000キロ離れたアイスランドでその雄大な自然の中「天国のようだ」なんて言っているその頃、奴は死んだ。心筋梗塞、一瞬のことであったらしい。

天国に行ったかどうかは定かではない。

そんなわけなので、実の兄弟なのに俺は奴の最初の瞬間と最期の瞬間を知らないということになる。

7月の中旬の...

March 4, 2017

いつか会おう。

約束はしていない。

会えるかもしれないし、会えないかもしれない。

もしもその時が来たら…何処で、何を話すか、なんにも考えずに5年が経とうとしている。

だけど忘れてはいない。

マクドナルドのポテトだとかメリーポピンズだとかフィニアスとファーブだとか

折に触れて俺は君を思い出す。

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